--> オンライン保育大学 現代ほいく学科 第5回講義レポート – 保育士の午睡チェックと記録負担を減らす | icuco (イクコ)

オンライン保育大学 現代ほいく学科 第5回講義レポート

 

株式会社wkwk(ワックワック)が提供するオンラインスクール「オンライン保育大学 現代ほいく学科」の5回目の講義が行われました。

今回のテーマは「保育×IT」ということで、株式会社wkwk代表の柳瀬も登壇し、業界最前線の話もさせていただきました。
そして、今回は、都内のミーティングスペースに集合してリアルで顔を合わせての講義だったので、最初から和気あいあいとした雰囲気でスタートです。

 

まず、みんなのITに対する認識や現状をチェックするためにシートを書いてもらいました。
ITが苦手な方、得意な方、園でもシステムを導入している園、していない園、そして、導入しているにもかかわらずアナログの管理も残っていて二重管理になっている園など様々。
それぞれの状況を他の生徒さんたちと共有して、本題へと移っていきました。

 

午睡センサー icuco は子どもの様子を保護者とも共有

 

 

柳瀬から、icucoの紹介をさせていただきました。保育士の業務の中でも大きな負担となる午睡チェックをサポートするサービスでもあるicuco ですが、保育園に預けているお子さんの体調を保護者もアプリで確認できるという機能もついています。

 

機能の紹介を受けて、生徒さんたちに率直な感想を発表してもらいました。

 

「このセンサーをどこまで信用していいのだろう?」
「センサーだけでなく、本来の保育に役立つ機能があるといいですね」
「急に熱が出て、保護者に電話をする時、体調の変化が保護者にも伝わっていると便利だなあと思った」
「午睡チェックは、ひとりの保育士に対する責任がものすごくあるので、機械も一緒に見守ってくれるのはいいなぁと思いました」

 

みなさんに興味は持っていただけたようで、実際に利用しているシーンをイメージしながら感想を発表してもらいました。日頃のIT利用度や、仕事の中での活用度などが違うので、色んな意見が出てくるとは思っていました。
ポジティブな意見、ちょっとネガティブな意見。正に、今の保育士さんの現状を知ることができた時間でした。

 

IT化するメリットは?

 

 

「保育士の1日の平均勤務時間は9時間40分、持ち帰りの仕事の平均時間は1時間半といわれています。ITを導入して効率化が進めば、浮いた時間でやれることが増えるのではないでしょうか?」と、めぐ先生はおっしゃっています。

 

保育園にとってのメリットは、PCで情報を管理することで圧倒的な業務効率が図れるということ。情報はデータ化されているので、一覧で情報を見ることができるし、自治体への提出書類も簡単に集計、作成し保存しておくことができます。また、業務効率を図ることは、保育士の労働環境を整えることにつながり、保育の質の向上に影響を及ぼします。

 

保育士にとっても、アプリ上で保護者に一斉連絡ができたり、手書きの作業がアプリの入力だけで簡易化できたりして、業務効率が上がるのは嬉しいですよね。
そして、保育以外の時間を大幅に短縮することで、子どもと触れ合う時間を増やし、保育の質の向上につなげられることが最大のメリットです。

 

保護者にとっても、アプリで情報が受け取れるのは利便性が上がって嬉しいですよね。紙のおたよりからアプリのお知らせになることで情報が即時に確実に受け取ることができますし、保育時間の変更もアプリで簡単に申請できてしまいます。

 

なかなか進まない保育園のIT化

 

メリットが多いとわかっていても、保育園のIT化がなかなか進まない理由もあります

 

① 導入にあたって費用がかかる
② 園にPCが少なくて同時に作業ができない
③ 業務の変化により一時的に負担が増える
④ パソコンが苦手な方の心理的ハードルがある
⑤ デジタルは温かみが伝わらないのではという心理的ハードルがある

 

① や②のコストの部分は、国や自治体でも補助金を支給できるような体制を整えているので、導入の目的を見定めて自治体などに相談していくといいでしょう。

あとは、保育園に勤める方の心の問題です。

実際に、連絡帳アプリを使っている方の声を聞くと、保護者側からはいつでも連絡帳に書き込むことができるので、紙の時よりも丁寧に情報を書いてくれるようになり、その中には、子どもの「ほっこりエピソード」を教えてくれる保護者もいらっしゃるようです。
心をこめてコミュニケーションをすれば、きっと、今まで通りの温かいやりとりは可能です。

 

あとは、メリットを意識しながら一歩踏み出してみる決断だけですかね。

今回の講義を受けて、生徒さんたちからは、
「本気でシフト作成アプリを探したい」(某園園長先生)
「園長先生の保育×ITの考え方を聞く!」(新人保育士)
「保育業界のITサービスの情報をどんどん集めたい」(ちょっとITが苦手な保育士)
というワンチャレンジがあがってきました。ITを前向きにとらえてもらって非常に嬉しいですね。

 

子ども達を預ける保護者は、仕事や生活の様々な場面でアプリを使ってどんどんコミュニケーションをとっています。小学校では2020年からプログラミング教育が始まりますし、自動車の自動運転の実証実験も始まっており、社会はどんどんIT化が進んでいます。

ITを活用して業務効率を上げることで、本来やりたかった保育の時間を増やせるのであれば積極的に検討していくとよいですよね。