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【保育園ICTシステム比較】午睡チェックサービスのおすすめ7選

午睡チェックサービスが子どもの安全を見守ります

 

 

 

うつぶせ寝などにより乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止する対策として、保育園では園児の午睡中、0歳児は5分に1回、1~2歳児は 10 分に1回の呼吸確認と記録をとる「午睡チェック」を行っています。

 

大変重要な午睡チェックですが、お昼寝中につきっきりで見守って記録する必要があるため、保育士の負担も軽くはありません。

 

そこで活用したいのが、センサーなどを使って呼吸や体動をチェックする「午睡チェックサービス」。子どもの安全と保育士の業務軽減を両立させるためのIOTサービスの導入の一環として、「保育園における児童の安全対策強化」による助成金制度の対象となっているサービスも多くあります。

 

今回は、センサーの種類やサービスを選ぶ際のポイントと、おすすめのサービス7つをご紹介します。

 

午睡チェックサービスの3つのタイプ

 

保育園専用の午睡チェックサービスで使われるセンサーには、大きく3種類あります。

それぞれの特徴をまとめたので、園児の人数や保育士の人数、保育室の大きさなどに応じて最適なものを選んでください。

 

1. 取り付け型(クリップ型)

園児のおむつや肌着、パジャマなどに小型のセンサーを直接取り付けます。

午睡チェックをする上での最大の目的でもあるうつ伏せ寝の体動検知ができ、サービスによっては、皮膚表面の温度や呼吸の変化も検知する機能が付いているものもあります。

センサーが小型のため保管がしやすく、価格やサービスも幅広く展開しているので、各園に適したサービスを選ぶことができます。

一方、取り付け方によっては寝返りしたときなどに外れる可能性があり、ひとりひとりに付ける手間がかかるといった声もあるようです。

 

2. マット型

布団などの下にセンサーの付いたマットを敷いて、呼吸や心拍などの体動を検知します。

安定して体動を検知できることが大きな特徴ですが、うつ伏せ寝などの体の向きについては検知できない機器もあるので、サービスごとの特徴をしっかり確認しましょう。

マットを敷くだけというわかりやすい使用方法は、新しいサービスを利用する保育士にとっては安心材料のひとつでしょう。

一方、導入コストが比較的高価で、保管場所や衛生管理に気を付ける必要もあります。

 

3. カメラ型

天井などに取り付けたカメラによって、園児の体の向きを検知し、うつ伏せ寝などを知らせてくれます。

呼吸モニターなど細かい検知機能はありませんが、保育士による通常の午睡チェックを補完するものとして有効です。

1台で6人前後モニターできる機器が多く、導入コストも比較的抑えられます。

 

午睡チェックサービスを選ぶポイント

 

3種類のセンサーのタイプをご紹介しましたが、各社の午睡チェックサービスによって機能も異なり、記録方法なども様々です。

具体的なサービスを比較する前に、選ぶ時のポイントとなる機能やサービスをいくつか紹介します。あなたの園に最適な午睡チェックサービスを選ぶために、どういったポイントを重視するか整理してみてください。

 

 

【タイプ別】午睡チェックサービス7選

 

1.センサー取り付け型

1-1. ルクミー午睡チェック

 

「ルクミー午睡チェック」は、ユニファ株式会社が提供するお昼寝時の体動チェック用のアプリです。「保育園専用」としては業界初のサービスで、導入実績は契約センサー数で6,659個(2018/12/31時点)。2018年度の「第12回キッズデザイン賞」や「グッドデザイン賞」を受賞しています。

 

使用方法は、園児の肌着もしくはパジャマにセンサーを取り付けるだけ。あとは専用アプリでからだの向きをチェックしたり、自動記録されたチェックシートを印刷して監査書類でもある午睡チェックシートとして利用できます。うつ伏せ寝や体動停止には、アラートで通知がきます。

 

ルクミーでは、「スマート保育園」を目指して他のサービスとの連動も充実しているのも特徴です。検温と記録をスムーズに行う「ルクミー体温計」、手間なく写真を保護者に届ける「ルクミーフォト」、登園記録などの記録管理を行う「キッズリー」など、保育園のICT化に総合的に取り組んでいます。

 

3つのポイント

 

 ・センサーの取り付けが簡単
 ・すぐれたデザイン性とシンプルな使用方法
 ・他のICTサービスとも連動

 

1-2. VEVO午睡チェック体動センサー

 

「VEVO」とは、日本の人口問題をICTの力で解決することを目指す株式会社social solutionsが提供する次世代型保育ロボット。そのロボットと連動しているのが「VEVOの午睡チェック体動センサー」です。

 

センサーは、オムツやパンツなどの前面に装着するクリップタイプ。園児の寝ている向きだけでなく、皮膚表面の温度や呼吸の変化も検知する機能が備わっています。

 

センサーで検知した情報は「Child Care System+Pro(CCS+Pro)」という保育業務支援システムで確認できます。CCS+Pro はNTT東日本によるサポート体制をとっていて、日本全国で700園以上の導入実績があります。

 

VEVOやCCS+Proなどの高機能のサービス導入に積極的な園に適しています。また、保護者との密なコミュニケーションも可能になります。

 

3つのポイント

 

 ・センサーの取り付けが簡単
 ・皮膚表面の温度や呼吸の変化も検知
 ・VEVOや保育業務支援システム「CCS+Pro」など、高機能なサービス連動

 

1-3. icuco

 

保護者と保育士が、一緒に子どもたちの体調を見守るサービスを目指した「icuco」が提供しているセンサー。胸元などに付けるクリップタイプのセンサーで、睡眠姿勢や呼吸、体動、睡眠の深さ、体温変化を検知します。

 

異変があったときには、センサーと連動したアプリから音で通知され、センサー自体からは光が知らせるので、少し離れた場所にいる保育士だけでなく、現場で見守りをしている保育士も他の園児を起こさず異変を察知できます。

 

午睡チェックだけでなく、子どもたちの日々の体調の様子を保護者とアプリで共有できる(年内にサービス開始予定)ので、保育園に対する信頼感や安心感を与えることができます。保育士の負担軽減だけでなく、保護者とのコミュニケーションも念頭においているサービスです。

 

3つのポイント

 

 ・センサーの取り付けが簡単
 ・睡眠姿勢や呼吸、体動、睡眠の深さ、体温変化を検知
 ・保護者とのコミュニケーションツールに

 

2.マットセンサー型

2-1. IoTチャイルドケアサービス「hugsafety」

 

子育てクラウドhugmo(ハグモー)が提供するIoTチャイルドケアサービス「hugsafety」の午睡見守りサービスは、マット型センサーを採用しています。

 

布団やマットレスの下に設置するので、睡眠環境をできるだけ変えずに使用でき、直接体に触れないため衛生面にも優れています。センサーが呼吸に伴う体動に異変を検知すると、アプリの表示と音で通知されます。

 

利用には、センサーの購入/リースに加えて「hugmo」のクラウド使用料が必要ですが、送迎バスの位置を知らせるバスロケーションサービスや連絡帳や写真共有サービスなど、同クラウドが提供しているサービスが使えます。

 

3つのポイント

 

 ・マット型なので睡眠姿勢をじゃましない
 ・呼吸に伴う体動を検知
 ・共通クラウドで他サービスも利用可

 

2-2. HOIMIN(ホイミン)の「シエスタBeBe」

午睡チェックアプリ「HOIMIN(ホイミン)」と連動した、保育園向け午睡センサー「シエスタBeBe」。日本の保育環境に特化したセンサーとして、2012年以来、全国で導入実績を持つベビーセンサー「ネオガードBeBe」の上位モデルとして、2018年にリリースされました。

 

無線機能がなく単独使用品「シエスタBeBe」と、アプリ連動した「シエスタBeBeスマート」があり、保育環境によって選ぶことができます。使い方は、ベビーセンサーがセットされたコット(簡易ベッド)床に置き、電源を入れるだけ。使用後はセンサーをセットしたままコットを積み重ねて収納できます。

コット型という点で使いやすい点はもちろん、医療機関との共同開発や、国内メーカーによる製造といった点でも安心できます。

 

3つのポイント

 

 ・全国での導入実績
 ・安心の国内メーカー製造
 ・コットを敷くだけのシンプルな使用方法

 

2-3. IBUKI ONE

 

「IBUKI ONE」は、布団やマットレスの下に敷くセンサーマットです。体重が6kg以上の乳幼児は、センサーマットを布団などの下に置いても呼吸と体動をモニターできます。

 

「IBUKI ONE」は午睡チェックアプリ「IBUKI NAP」とセット販売されます。センサーで検知された情報は「IBUKI NAP」に送られ、呼吸や体動状態を12人までアイコンで表示できます。

 

クラウドファンディングによって一般向けのものも販売されるなど、午睡チェックに特化しているサービスです。

 

3つのポイント

 

 ・布団などの下に敷くだけのシンプルな使用方法
 ・呼吸に伴う体動を検知
 ・最大12人までにモニター可能

 

3.カメラ型

3-1. ベビモニ

 

「ベビモニ」は、カメラによって、乳幼児の危険な姿勢を検知する午睡チェックシステムです。園児ひとりひとりにセンサーを用意する必要がなく、映像を分析することで子どもの体勢を捕捉します。

 

部屋の大きさなどにもよりますが、1台のカメラで最大10人程度を同時に見守ることができることも特徴です。異常時はタブレット端末を通じて保育士に通知され、検知された記録は監査資料にもなる午睡チェックシートとして印刷も可能と、シンプルながら必要な機能がそろっています。

 

2019年7月にサービスを開始したベビモニ。これまで主流だったセンサー取り付け型やマット型と比較して検知できる内容は限られているものの、わかりやすい機能や片付けなどの手間がいらない点からも、午睡チェックに特化したサービスとしては導入しやすそうです。

 

3つのポイント

 

 ・ひとりひとりへのセンサー装着が不要
 ・最大10人程度をモニター可能
 ・視覚的にもわかりやすい使用方法

 

 

午睡チェックサービスのまとめ

センサーのタイプから他サービスとの連携まで、午睡チェックサービスには様々な特徴があります。

サービスの充実度だけでなく、保育士さんにとっての使いやすさや園全体のIOT化を整理して、あなたの園に適したサービスを選んでみてください。

 

子どもたちにとって安全で、保護者にとって安心な保育環境のために欠かせない、保育士さんたちのゆとり。午睡チェックをはじめとしたIOTサービスをうまく取り入れて、保育士さんと子どもたちが向き合う時間がより豊かになることを祈っています。

 

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