--> 午睡チェックサービスが保育園で必要な理由 – 保育士の午睡チェックと記録負担を減らす | icuco (イクコ)

午睡チェックサービスが保育園で必要な理由

 

SIDSの恐ろしさ

(厚生労働省HPより)

 

平成30年には60名(概数)

これが、SIDSで亡くなった乳幼児数で、乳児期の死亡原因としては第4位となっています。
みなさんも、ご存知かと思いますが、SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気です。

原因がわからず、予防方法が確立していませんが、SIDS の発症率が低くなるというデータはあります。

その中でも、うつぶせ寝がSIDSの発症率が高いという調査結果があります。じゃ、あおむけにしていればSIDSは発症しないかというと、そういう訳ではないようですが、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、睡眠中の窒息事故を防ぐうえでもあおむけに寝ることが推奨されています。

 

午睡チェックの現状

 

東京都の福祉保健局からも、SIDSの調査結果から、「医学的な理由で医師からうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、乳幼児の顔が見える仰向けに寝かせることが重要です。」という資料が発表され、その中で、「午睡(睡眠)時チェックをきめ細やかに行い、記録する」というように書かれています。

・必ず1人1人チェックし、その都度記録しましょう。
・0歳児は5分に1回、1~2歳児は 10 分に1回が望ましい間隔です。
・預けはじめの時期は特に注意してチェックしましょう。
・体調不良等いつもと違う様子の際は特に注意してチェックしましょう。
・人任せにしないよう、チェックする担当を明確にしましょう。

そして、上記5項目が行動指針のように書かれています。

そして、上記の項目が適正に実施されているか監査が入ることもあり、多くの園では、午睡時の寝姿勢、ブレスチェックなどを5分おき(0歳児)、10分おき(1~2歳児)に実施し、担当した保育士の名前と一緒に「午睡チェックシート」という紙の資料に記録しているのが現状のようです。

 

午睡チェックサービスが保育園で必要な理由

 

「子どもを預かる」ということは非常に責任のある仕事です。保育士の誰もが、そのような認識を持ってはいるからこそ、限界まで頑張ろうとします。でも、現在の保育士の仕事は、その限界にかなり近づいている、もしくは限界を超えてしまっているのではないでしょうか?

東京都が推奨している午睡チェックについても、保育の現場では、なかなか完璧に実行するのは難しいようです。だから、もっともっとICTの力を借りるべきなのです。

ICTを導入することで、子供に安心・安全な保育環境はもちろんですが、保育士が子供達にじっくり向き合える時間と心の余裕が生まれてきます。これは大きいです。元々、子どもが大好きで試験を受けて保育士という仕事ですから、子どもと接する時間が多くなれば、保育士の日々の充実度も増していくことでしょう。

保育士の負担を減らす力がICTにはあるのです。

 

午睡チェックサービスの主な機能

 

午睡チェックサービスは、現在、様々なタイプのサービスが展開されていますが、以下のような機能があります。

・寝姿勢の検知・・・午睡チェックサービスのベースとなる機能ですね。うつぶせ寝になるとアラートでお知らせします。

・呼吸モニター・・・呼吸の有無や心拍などを計測します

・体温モニター・・・急激な体温変化にはアラートでお知らせします

・データ出力・・・取得したデータはプリントアウトできるので、監査時の提出書類になります

サービスによって機能も異なるので、いくつかのサービスを比べて、自園にマッチしたサービスを選びましょう。

 

午睡チェックサービス導入に向けた行動を!

 

保育園向けICTサービスも、午睡チェックサービスも使ってみなければわからないですよね。ただ、利用している園では間違いなく、業務量が軽減して、子どもと接する時間が増えています。特に、精神的な負担も大きな午睡チェックの業務は、日々の負担を軽減してくれる意味で導入の効果は非常に高いでしょう。

「自分には導入の権限はないから、、、」と思っている方でも、少しずつ園を変える力はあると思います。まず、ネットなどを検索して情報収集してください。

その後、園長や主任などの導入権限のある方に、ICT導入についての考え方を聞いてみてください。「そんなことを聞いたら、担当にされちゃう、、、」と感じる方も多いかもしれません。でも、誰かがスタートを切らないと始まらないのであれば、あなたが口火を切ってみるのも良い経験になると思いますよ。