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オンライン保育大学 現代ほいく学科 第3回講義レポート

株式会社wkwk(ワックワック)が提供するオンラインスクール「オンライン保育大学 現代ほいく学科」の3回目の講義が行われました。

 

今回は、オンライン会議システム「Zoom」を活用して「玩具(素材)・絵本」をテーマに約1時間の講義となりました。

子どもの成長を考えて、どのように玩具・絵本を揃えていけばいいのか。今回は、保育士に限らず一般のパパママにも聞いて欲しい内容でした。

 

遊びって何ですか?

前回の「食育」の時と同様に、まずは「遊び」について生徒さんたちに聞いていくところからスタート。

「好きなことをすること」

「楽しいこと」

などと生徒さんから色んな意見が出てきました。

 

オンライン保育大学では、遊びの定義を「興味関心を持ち、夢中になって、または、集中して取り組んでいるさま」としました。

そう考えると、日ごろ、子どもたちは、たくさんの名前のついてない遊びをしています。

「ひたすらロープを木や屋根に張り巡らせている」

「セーターを頭の上でとめて脱ぎ掛けた状態で歩きまわる」

などなど。

夢中になって楽しんでいる姿はとても愛らしく、そんな名前のついてない新しい遊びを子どもはいつも開発しています。

我が家では、最近、ボールを転がして段ボール箱に蹴り当てたり、空いているペットボトルを倒したりして遊んでいます。ボールひとつでも、無限に遊びは広がるんですよね。

子供が楽しめれば何でもスペシャルなおもちゃです!

 

保育士はどんな環境を作れるのだろう

さて、そのような「遊び」に保育士のみなさんは、どのように関わっていけばいいのでしょうか?

 

「5歳児の担当をしていた時に、わざとテープを出さなかったら、『子ども達は糊を使おう』とか、『ご飯粒もネバネバするからくっつくかも』と色んなことに挑戦し始めたんです。モノがあふれている現代だからこそ、あえて出さないとことで挑戦の機会を作ってあげることができたんです」と語っためぐ先生。

現代は、モノがたくさん溢れているので、子どもの遊びの環境を整えようとすると、たくさんのおもちゃや遊具を買いそろえたくなります。ただ、わざとテープを出さないことで子ども達の想像力を育むことができます。子どもは、その場にあるもので何とかして遊ぼうとしますから。

このように考えると、遊びを通して子どもの力を伸ばすには、完璧に準備しないほうが良いのかもしれません。口や手を出さない、そしてモノも全て揃えないということもある意味、遊びの環境設定なのかもしれません。

 

「わたしがいた園では、それまでおままごとセットがありませんでした。ただ、ある年の卒園生のご父兄がすごく立派なおままごとセットをプレゼントしてくれたんです。みんな、最初は、おままごとセットでたくさん遊んでいたんですが、しばらくすると、おままごとをする時間が減ったんです。今までは、葉っぱや石が色んな食材になっていたんですが、おままごとセットの食材は、それ以外のものにはならないんです。」

これも、めぐ先生の体験談です。

 

普通のパパママにとっても、すっごく考えさせられるお話しではないですか?

 

他にも、当たり前だと思っている遊びに関する様々なことを改めました。このような機会を作り、みんなで話すことで、生徒さんも多くの気づきを得たようでした。

 

絵本を読む効果と選び方

後半は絵本。

絵本を読んでもらう効果、自分で読む効果についての説明からスタートして、絵本の選び方について説明がありました。

絵本は子ども向けのものだけを準備するのではなく、大人向けの詩集や美術雑誌、図鑑なんかも揃えておけば、子どもが興味を持つ幅が広がります。

そして、絵本を読む前後をどうデザインするか、読む環境をどのように設定するか、といったテーマの講演でした。

 

おもちゃにしても、絵本にしても、子どもの成長を考えて遊ぶためには、当たり前のことにも疑問をもって、もっともっと真剣に取り組む必要があるのではないかと多くの気づきのある第3回の講義でした。

 

最後に生徒さんたちの感想を紹介します

「しっかりしたおもちゃが多いので、抽象的なおもちゃに差し替えしながら、あまり量が多くなりすぎないようにしたいと思いました。

あと、図鑑買ってきます♪」

「古い絵本に色々書きこんだり破ったり好きにやっちゃえ!というのが目から鱗で楽しそう!と思いました。お預かりの時にやってみたいと思いました。「名前のない遊び」が印象に残りました。こちらもどんどんやってみたく思いました。」

「①まず観察

②こどもの探求に気づく

③環境づくり

この順番が大切、というところにすごく頷いていました!笑

それから子どもが遊びを通して何を探求しているのかをわたしたちがまず観て・気づいて、

そして遊びが差し替えられそうになった時などはわたしたちが遊びの価値を伝えていく役割であることを改めて胸に刻みました。」

 

第4回目も楽しみです!!